この記事では、e-Govを使った電子申請の「申請データを保存」機能の使い方を解説します。
この機能は、万が一の備えとしてだけではなく、テンプレートとしての使い方も可能になります。
「申請データを保存」をクリックします。
ウィンドウが開きます。
保存先を選び、ファイル名を入力します。
ファイル名は「手続名+年月日」など分かりやすいものがいいでしょう。
「保存」をクリックします。
申請データが.zipファイルとして保存されます。
保存が完了したら「閉じる」をクリックします。
続いて、このデータの使い方を説明します。
※ 保存された.zipファイルを解凍するわけではありません。
マイページの最下段にある「作成済みの申請書を読込」をクリックします。
ウィンドウが開くので、「参照」をクリックします。
保存されている.zipファイルを選択し、「開く」をクリックします。
ファイルが入力されていることを確認して「読込」をクリックします。
画面が自動的に切り替わり、提出前の状態が復元されました。
添付ファイルなどもそのままです。
※ 応用編
「申請データを保存」を応用すれば、離職票の入力の手間を簡略化できます。
例えば、年度末など同日に複数の離職者がいる場合、事業主欄や日付欄など繰り返しになる項目だけを入力した状態で「申請データを保存」します。
そして、離職者ごとにそのデータを読み込み、個別の情報を入力します。